こんな感じ(下記はMarkdownで書いた)
Get-ChildItem -Path $dir -Verbose
なおファイルタイプはps1の模様
amazonビデオのエラーコード7031で詰まってググッても出なかったが原因がわかった。たぶんセキュリティ系ソフト。ちなみにウチはカスペのネット決済保護を一時開放したら視聴できた。
— L-FLIGHT (@eruflight) 2016年2月26日
上記の方がおっしゃる通り、カスペルスキーのネット決済保護と競合していると思われ、一時開放すると使用できるようになる。
公開終了が近いレイトショーで鑑賞。
とても興味深い映画だったが、おもしいか、と言われると少し悩む。何とも言えない気分になる映画。
2007年のサブプライムローン住宅ローン危機をいち早く予見して、経済が崩壊する方に賭け、でかい空売り*1を仕掛けた人々の話。
ストーリー自体は周りが誰も信じない中、苦しみながらも自分の判断を信じて最後に勝利を掴むというもの。
劇中で描かれているモブの投資家、銀行家は最初は鼻で笑っていたが、最後には自身がしこんだMBS(Mortgage-backed securities 不動産担保証券)とCDO(Collateralized Debt Obligation 債務担保証券)というクソのせいで火だるまになる。自分の間違いを全く信じておらず、金しか見ないで、さも立派な仕事をしている面をしている彼らを見ると、観ていると金融屋が嫌いになると思う。
また、主役達もCDS(Credit default swap)を使って賭けには勝ったものの、単純に喜べるようなことでもなく、起こった事の大きさに圧倒されてしまう。この描かれ方は確かにそうなるだろうとは思うのだが、映画として2時間積み上げてきたものをどこにやってよいのか、私には正直わからなかった。 ただ、ベン・リカードが言ったように、もうけが出ている裏では国民の生活が犠牲になっている、ということなのだろうとは思う。
下記が原作らしいので、暇があれば読んでみるのも面白いかもしれない。
余談ではあるが、この邦題をつけた方は本当に映画を観たのだろうか。「華麗なる大逆転」はどこにもないと思うのだが……
*1:原題はまさにそのまま「The Big Short」
評判が良いようだったので読んでみた。内容としてはあまり求めていたものではなかった。
著者によるこの本の位置づけは、以下の一文が表していると思う。
本書は時事評論の形を借りた「戦略的思考」を磨くためのケースブックである。 p244
そしてこの本でいう戦略は以下の通り。
戦略を考えるというのは、今までの競争をまったく違う視点で評価し、各人の強み・弱みを分析して、他の人とは全く違う努力の仕方やチップの張り方をすることなのだ。 p245
これは間違っていないとは思うのだけれど、本の内容そのものは、ずいぶんふわっとしていてあまり戦略っぽくない印象を受けた。
それぞれのケーススタディにイマイチ目的というか、一本通った筋のようなものを感じられなかった*1。なんというか、おもしろいエッセイの域を出ていないというか。
基本のないままにケーススタディを繰り返しても、それはただがむしゃらに頑張っているだけのように思う。以前読書メモを書いた世界を変えたいなら一度武器を捨ててしまおう。 - mk_55's diaryのように、戦略とは何かを定義してから、この本に書いてある各論を定義に沿って進めたほうが面白かったと思う。
*1:個々の論には納得できるものも多いけれど。
お仕事で大変つらいスクリプトを見たので、備忘まで。
物自体はほぼ以下のページみたいな感じ。 逆引きシェルスクリプト/シェルスクリプトで文字列操作のleft, rightを作ってみた - Linuxと過ごす
わざわざ文字列を切り出すためだけのために数十行以上の関数を書くか、という話はともかく、この方法では性能がでない。
exprみたいなたいして性能もでないコマンドを使っているうえに、そもそもこのコードだとforkで子プロセスが生成される。一度や二度ならさほどでもないけれど、繰り返し実行すると馬鹿にならない時間がかかる。つらい。
bashならせめてパラメータ展開を使ってほしかった。 シェル変数展開のまとめ | OpenGroove
bashの機能なので子プロセスは生成されず早い。 手元で検証したら、1万回ループさせて、前者が20min、後者が1sぐらいで済んだので性能は段違いである。
ソフトウェアエンジニアのための ITインフラ監視[実践]入門 (Software Design plus)
ソフトウェアエンジニアのための ITインフラ監視[実践]入門 (Software Design plus)を読みました。
ITインフラに対する監視の考え方が簡単にまとまっている本。
本としては考え方から説明しておりよくできていて、システムの監視という観点の本がない中では*1、現状ではITインフラ監視の入門書の唯一の選択肢だと思う。
ただ、どうも7章でSaaSのMackerelを監視サーバーとして監視をしてみる、というところに重きを置きれすぎていたように感じた。例を入れるべきは他のより抽象的な考え方の章で、7章は別の本に席を譲るべきだった思う。 また、タイトルからはもう少しつっこんだ技術の話(SNMPの仕組みとか)も期待していたのだけに少し残念ではあった。*2
とはいえ技術一辺倒ではなく、システム全体を考えながらITインフラの監視を扱った書籍は類を見ないので、とりあえず関連業務をする方は買って損はないでしょう。
普通にPSIsContainerプロパティを使えばよい
#カレントディレクトリのフォルダだけを表示 > Get-ChildItem | Where-Object {$_.PSisContainer} #同じくファイルだけを表示 > Get-ChildItem | Where-Object {$_.PSisContainer}
PSIsContainerプロパティはオブジェクトがコンテナーの場合にTrue、そうでない場合はFalseになる。 Powershellにおけるコンテナーとは"オブジェクトを格納できるもの全般"のこと。 フォルダ、レジストリキーなどが該当する*1
上記はPowershell v3 以降の場合はそもそもGet-ChildItem
のFile
パラメータやDirectory
パラメータで絞り込んで表示できることができるようになっている。
*1:正式なドキュメントなどは見当たらず…試してみた範囲ではこの2つだった