椎橋章夫(2015)『ICカードと自動改札』

ICカードと自動改札 (交通ブックス)

ICカードと自動改札 (交通ブックス)

読んだ。 自動改札とICカードがどういう思想で作られて来たのか、歴史的な経緯も含めてわかる本。ニッチだが面白かった。

SEとしてはプログラムやシステムの工夫をもう少し知りたかったのだが、どちらかというと鉄道の仕組みや、ハードウェア的な部分に重点が置かれている本だった。

また、一部シンクライアント化について触れている部分があったのだが、むしろ個々の端末が機能を持つことで、通信不可でも決済ができることが強みだと思っていたので意外だった。*1